教訓イソップ童話 其の12「野ネズミと家ネズミ」
2007 / 06 / 23 ( Sat ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] 野ネズミと家ネズミとは仲良しでした。 家ネズミは友だちの野ネズミによばれて、 ごちそうになりに、いそいそと野へ出かけました。 ところが オオムギとコムギばかり食べさせられたので、 こう言いました。 「これじゃあ、きみ、まるでアリの生活だ。 うちへくれば、うまいものがいっぱいあるから、 一緒に来て、何でもおあがりよ」 そこで2匹はすぐさま出かけました。 そして、家ネズミが見せたのは、マメやムギのほかに、 ヤシの実や、チーズや、ハチミツや、くだものでした。 そこで野ネズミはびっくりして、 家ネズミのくらしをたいそうほめて、 身の不幸せをなげきました。 さて、いよいよごちそうに手を出そうとしたとき、 急に人間が戸をあけました。 ネズミは、臆病ですから、2匹ともその音におどろいて、 壁のわれめに飛び込みました。 しばらくして、今度は、 干イチジクをとりあげようとしていますと、 別の人が部屋の中へ、何かとりに入ってきました。 それを見て、ネズミはまた、穴に飛び込んでかくれました。 そこで野ネズミは、おなかのすいたことなど忘れて、 ためいきをつき、家ネズミに言いました。 「さようなら。君は、危ない目や、怖い目にさんざん会いながら、腹いっぱい食べて、機嫌良くそれを味わっているが、 私はいくらみじめでも、怖い目に会わずに、 オオムギやコムギを食べて、のんきに暮らしていくよ」 びくびくしながら贅沢するよりは、 質素に暮らしてのんきに生きているほうがいいのです。 おしまい ■教訓イソップ童話目次 ■教訓イソップ童話 其の11「ライオンに恩返しをしたネズミ」 ■教訓イソップ童話 其の10「ラクダとゾウとサル」 ■教訓イソップ童話 其の9「旅人と運命の女神」 ■教訓イソップ童話 其の8「1人息子と絵にかいたライオン」 ■教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」 ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の11「ライオンに恩返しをしたネズミ」
2007 / 04 / 26 ( Thu ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「ライオンに恩返しをしたネズミ」 ライオンが昼寝をしていました。 そこへネズミが来て、ライオンの背中へのぼり、 ちょろちょろ走りました。 ライオンは目を覚まし、 ネズミを捕まえて食べようとしました。 「お助け下さい。こんなちっぽけなネズミなんておいしくありません。わたしをゆるして下さったらいつかかならず、あなたのお役に立ちますから」 ネズミはふるえながら、一生懸命に頼みました。 ライオンはネズミが可哀想になり、黙って放してやりました。 何日かして、ライオンが猟師のアミにかかってしまいました。 ネズミは鋭い歯でアミを噛み切り、 ライオンを助け出してやりました。 「ありがとう。おかげで命びろいをした」 ライオンはネズミにお礼を言い、それから仲良く暮らしました。 この話は、どんなに強いものでも、 時には弱いものに助けてもらわなければならない時がある。 ということを教えています。 おしまい ■教訓イソップ童話目次 ■教訓イソップ童話 其の10「ラクダとゾウとサル」 ■教訓イソップ童話 其の9「旅人と運命の女神」 ■教訓イソップ童話 其の8「1人息子と絵にかいたライオン」 ■教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」 ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の10「ラクダとゾウとサル」
2007 / 04 / 19 ( Thu ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「ラクダとゾウとサル」 動物たちが王さまを決めることになりました。 ラクダとゾウが立候補しました。 両方ともからだが大きくて力があるので、 ほかの動物よりも王さまになる資格があると思ったのです。 しかしサルが、ラクダもゾウもダメだといいました。 「だって、ラクダくんはおとなしすぎて、 悪いやつに対しても腹を立てないから、 国をおさめることなんかできないだろう。 ゾウくんは、どういうわけか子ブタをこわがるから、 子ブタがせめてきたときに、 ぼくたちをまもってくれないもの」 この話は、ほんのちょっとしたことのために、 大きなくわだてがダメになってしまうことがある ということをしめしています。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の9「旅人と運命の女神」 ■教訓イソップ童話 其の8「1人息子と絵にかいたライオン」 ■教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」 ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の9「旅人と運命の女神」
2007 / 04 / 17 ( Tue ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「旅人と運命の女神」 長い道のりを歩いてきた旅人が、ヘトヘトとに疲れて、 井戸のそばに倒れ込んで眠ってしまいました。 もうすこしで井戸の中にズリ落ちそうになった時、 運命の女神がきて、旅人をゆり起こしながら言いました。 「これこれ、こんな事をしていて井戸に落ちたら、 あなたは、自分の不注意は棚にあげて、 わたしのせいにするに決まっているでしょう」 運命の女神の言うとおり、大抵の人は、 自分が悪かったために不幸になっても、 神さまのせいにしてしまうものです。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の8「1人息子と絵にかいたライオン」 ■教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」 ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の8「1人息子と絵にかいたライオン」
2007 / 04 / 05 ( Thu ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「1人息子と絵にかいたライオン」 気の小さい年取った父親に、1人息子がいました。 息子はたいそう勇敢で、猟が大好きでした。 あるとき父親は、 息子がライオンの爪で引きさかれて死ぬ夢を見ました。 「もしこの夢が正夢で、本当にこうなったらたいへんだ」と、心配した父親は、高いところにりっぱな部屋をつくって、息子を閉じ込めました。 部屋の壁には、いろいろな動物の絵がかいてあって、 その中にはライオンの絵もありました。 これは、息子がたいくつしないようにと、 父親が絵かきに描かせたものですが、 息子はちっとも喜ばず、かえってイライラするばかりでした。 ある日、息子はライオンの絵に向かって、 「いまいましいケダモノものめ。僕がこんな牢屋に閉じ込められたのは、おまえと、おやじが見た変な夢のせいだぞ。ようし、思い知らせてやる」 こう言いながら、息子はライオンの目をつぶしてしまおうとして、壁に殴りかかりました。 ところが、ちょうどそこに釘が突き出ていたので、手を怪我をしてしまい、その怪我がもとで息子は死んでしまいました。 ライオンといっても、絵にかいたライオンですが、それでも息子は本当にライオンに殺されてしまったのです。 自分の運命には自分で立ち向かわなければなりません。 部屋に閉じこもるといった誤魔化しではなく、 正面から勇敢に立ち向かっていくべきだ と、この話はおしえています。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」 ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の7「医者と病人」
2007 / 03 / 13 ( Tue ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「医者と病人」 ある医者が、1人の病人の手当てをしていました。 しかし、病人は死んでしまいました。 お葬式にあつまった人々に、医者は、 「あの人も、酒を飲むのをやめて、ちゃんと完調すれば、 死なないですんだのですがね」 といいました。 これを聞いたある人が、怒りました。 「ちょっとアナタ、 そんなことは今になって言ってダメですよ。 何の役にもたたないじゃありませんか。 病人が、聞くことができる間に、 あなたがしっかりと教えてあげるべきだったのです」 友だちを助けるなら、 友だちが助けてもらいたがっているときに助けるべきで、 取り返しがつかなくなってから、 えらそうなことを言うのは間違っていると、 この話はおしえています。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」 ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の6「ヘルメスと職人たち」
2007 / 03 / 09 ( Fri ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「ヘルメスと職人たち」 昔、 ゼウスがヘルメスに、 全ての職人に、嘘つき薬をかけてやれと命じました。 ヘルメスはその薬を砕いて等分し、 職人たちに順々にかけていきました。 ところが、あとは靴屋だけという時、 薬がたくさん余っていたので、 ヘルメスは残り全部を靴屋にかけてしまいました。 それ以来、職人はすべて嘘つきで、 中でも靴屋はとくに嘘つきになったのです。 ・・・ イソップは、 職人に特に靴屋にひどいめにあったのかもしれませんね。 とにかく、 この話は嘘ばかりつく人に聞かせる話だそうです。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の5「屋根の上の子ヤギとオオカミ」
2007 / 03 / 05 ( Mon ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] イソップ童話「屋根の上の子ヤギとオオカミ」 子ヤギが屋根にのぼって遊んでいると 下をオオカミが通るのが見えました。 子ヤギはオオカミにむかって、 知っているかぎりの悪い言葉ばをつかって、 バカにしたり、からかったりしはじめました。 オオカミは平気な顔で、 「あわれなちびっ子ヤギくん、 わたしをバカにするのは、 ちびっ子ヤギのおまえではなくて、 おまえさんがいまいる場所なんだよ」 この話は、弱いものでも安心できる場所にいる時や、 いまなら大丈夫だというときには、 強いものに思いきってはむかうことがある、 ということを語っています。 そしてあたまの良い強いものは、 そんなひきょうものを相手にはしません。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」 ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() |
教訓イソップ童話 其の4「ネズミと牡ウシ」
2007 / 02 / 05 ( Mon ) 最新の目次へ
![]() ![]() editor かなやりさ illustrator 岡田恭子 (リンク先→HP) writter 匿名希望(多謝!) with Aesop's Fables. [text field] ネズミにかまれた牡ウシが、 腹を立てて、ネズミを捕まえようとしました。 しかしネズミは、牡ウシのこうげきをうまくかわして、 自分の穴へ逃げ込みました。 牡ウシは、じまんの角で穴をほり返そうとしましたが、 ネズミの穴は思ったよりも深く、 ネズミを引きずり出す前に疲れてしまい、 穴の前にしゃがみ込んで、グーグーと、寝てしまいました。 それを知ったネズミは、そっと穴から出てくると、 牡ウシにしのびより、そしてもう一度かみついて、 すばやく穴の中へ逃げ込みました。 牡ウシはビックリして、はね起きましたが、 どうしてよいやら分からずに、モーモーと、なくばかりです。 すると、ネズミが穴から頭を出していいました。 「へへん。大きければよいとは限らないのさ。 こと、いたずらにかけちゃ、 小さい方が、ずうっと有利なのさ」 たしかに、いたずらするときは、 目立つ大きな体よりも、小さい体のほうが有利です。 しかし、あまり調子にのっていると、 そのうち、痛い目にあいますよ。 おしまい ■教訓イソップ童話 其の3「ゼウスとサル」 ■教訓イソップ童話 其の2「ロバと植木屋」 ■教訓イソップ童話 其の1「オオカミとサギ」 ![]() ■POSTED ON METEOR ・http://ameblo.jp/aya2007/ 某プロダクション所属 aya2007さんの、可愛いけどしっかりしたブログです。 |



























