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スイスで急増する農家を目指す若者たち
2007 / 05 / 06 ( Sun )
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『農業経営はスイスでも決して楽ではなく、生活の心配が絶えない農家も少なくない。だが最近、農業者を目指す若者が増え、農業学校の学生数は強力な伸びを見せている。
その人気は2002年から高まる一方で、今やパンク寸前の学校も出ているほどだ。特に、義務教育終了後に農業以外の職業教育を受けたものの、転職を目指して再教育を受けるといった人の姿が目立つ。』
(swissinfo.orgより)

スイスでは第二次世界大戦が終わるまで、人口の約25パーセントが農業に従事していた。だが今日では、わずか3、4パーセントにまで減少している。収入はこの10年の間に少なくとも実質10パーセントの減少を見せている。
そんな状況下でこの伸びは希望と言えるだろう。

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2002年からスイス全土で農業見習い生の数が増え続けているとのことで、どの農業学校も10%から20%の増加を見せている。
理由はハッキリしていないが、スイス農業・酪業家協会 ( SBV/USP ) のヤコブ・レシュ氏によると「自然の中でさまざまな能力を必要とする幅広い活動に従事できることが、若者の間で農業が人気を得ている理由ではないか」とのことだ。
また農業教育を魅力の多い一時的な解決策とみている学生も多いという指摘もある。卒業後、農業者からその供給者側や購買者側に転職するチャンスは非常に多いそうだ。現在でも関連職に転向してしまう卒業生は約15%に達しているらしい。

■優遇されているスイスの農業

スイスの農家は国からの所得補償を多く受けており、優遇されていると言える。
2005年のデータだが、スイス農業局の調査によるとスイス国内の農家が年間に受け取る直接支払いの平均額は、平地部で約380万円、山間部では約550万円。スイス国民の1人当たり所得が約410万円であることを考えると、スイスの農業者がどれだけ多くの所得補償を国から受けているかが分かる。
例えばスイス南部のレンク市で酪農を営むウェルナー・クーネンさん(標高1,500メートルの山岳部で、生乳出荷を主体とした酪農を営んでいる。夏場は17ヘクタールの牧草地に搾乳牛12頭を放牧し、年間5万キロリットル弱の生乳を絞る。)の場合、生乳出荷だけの収支はほぼプラスマイナスゼロであり国からの直接所得補償(助成金)が年間6万フラン(約530万円)であった。

この制度に不満がないわけではなく、チューリッヒ市内で新聞社に勤める30代の男性は「自分たちはもう山の上で何が起こっているかも分からない。それなのに政府から500万円近くもらう農家に不満がないわけないじゃないか」と言う。

スイスの農業については下記のリンクがとてもわかりやすかったため、参考にされたし。
スイス農業のいま【1】直接所得補償--条件不利ほど手厚く
スイス農業のいま【2】輸出の主役・チーズ
スイス農業のいま【3】環境保全型農業
スイス農業のいま【4】農業の新たな役割

農政の推移等についてはこちら。
スイスの農業概要(農林水産省)
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日本の農家は以前NHKのワーキングプア特集で放映されていたように、農業だけでは赤字となり家族の稼ぎや兼業、借金をしながら等で何とか暮らしているというケースが多い。
スイスの補償制度がそのまま当てはまると思わないが、グローバル化の流れで自給自足や自然との共存が軽視され、農家が補償を受けられず淘汰されるのはよくないものだと感じる。
「安倍政権は、小泉政権と同様に農民大多数の敵である。」という意見もあるし……。

(参考:NHKスペシャル「ワーキングプア 働いても働いても豊かになれない」)

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コメント
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日本とは大違いですな。
日本の農家は皆、疲弊しきっています。
もっとも、日本の農家にも特有の下種な精神性があるわけで、同情一辺倒にはなりませんが。

それはともかくとして、スイスのこの実態を日本の農家が聞いたらどう思うのでしょうか。
by: * 2007/05/07 02:48 * URL [ 編集] | page top↑
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