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精神を軽視していいのか!? ~スイス政府に見放される『代替医療』
2006 / 12 / 27 ( Wed )
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※この記事のテキスト版は最下部にあります。





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2005年6月、スイス内務省(以下反対派)は従来の健康保険で補償されていた5つの代替医療を、コストパフォーマンス(費用対効果)の低さを理由に健康保険制度の対象から除外した。
今回除外対象となった代替医療の主流を成しているホメオパシーは、80%のスイス人が経験済みだ。
ホメオパシーとは、患者の病状に似た症状を起こす物質の少量投与により、治癒力向上を起こし、病原除去を促す治療法だ。
今回の内務省の決議に対し、スイス国内の代替医療支持者(以下賛成派)は、イニティアシブ(国民発議)に必要な10万人の署名を同年9月に集め終え、4年後の2009年以内にレファレンダム(国民投票)を実施する方針だ。
代替医療の今後の動向がスイス国内で注目されている。

※※※※※※※
編集部注…『代替医療』とは大ざっぱに言えば"鍼灸" "漢方" などの西洋医学以外の医療のことで、欧州では「補完医学」と呼ばれてきたものである。
http://www.shiatsu-k.com/treatment/index_am.htm
※※※※※※※

※スイス現況の資料…
http://www.swissinfo.org/jpn/search/detail.html?siteSect=881&sid=7329288&cKey=1166603376000


「閣下は斬る!!」

ホメオパシーとプラシーボ効果は同類化されているが、微妙に異なる。
プラシーボ効果とは薬品の代わりにブドウ糖を摂取させる事で、患者に薬理効果を与える心理作用だ。
具体的には、風邪を引いている子供に食用粉を「風邪薬だ」と言い聞かせて飲ませる事で、風邪薬と同様の効果を得られるものだ。
一方のホメオパシーは、医師と患者による1時間程度のカウンセリングを実施した後、患者の病状と同様の症状が出る物質を患者が摂取する事で、病原を体内から追放する治療法だ。
両者の相違は摂取物が人体に有害か無害かである。

とはいうものの、両者は精神的薬理効果(以下精神的効果)を利用した医療行為であり、現在の医療技術では肉体的薬理効果(以下肉体的効果)が実証不可能な段階にある。
この事もスイス内務省が健康保険制度の対象から除外した一理由である。

つまり現代医療は肉体的効果を重視し、精神的効果を軽視しているのだ。
もし現代医療が肉体的効果を重視し続けば、医療倫理を無視した医療行為が世に氾濫するだろう。

ここでは、肉体的効果と精神的効果のバランスの重要性を「肉体と精神」を通じて論じよう。
「肉体と精神」は医療のテーマと言っても過言ではないくらい、医療に大きく関わっている。
例えば以下の3つのテーマが挙げられる。

■クローン技術
自分の細胞を核移植させ、女性に着床させる事で、自分の模写が誕生する。
クローン技術で亡き息子を蘇らせたいと願う人もいるだろう。
しかし、生まれてきた息子のクローン人間を果たして素直に愛する事が出来るのか?
また、亡き息子を忘れ去ってしまっていいのだろうか?
クローン技術で肉体は複製できるが、精神は複製できないのが事実だ。

■HIV特効薬
HIV特効薬で発展途上国のHIV患者を救える。
発展途上国の人々にとっては朗報だ。
しかしHIV特効薬で人間の倫理が忘れ去られてしまうのではないかという懸念もある。
発展途上国では望まれざるHIV感染も少なくない。しかし日本ではふしだらな人間によるHIV感染が多い。
もしHIV特効薬が完成したら、いつでもHIVを治療できるという考えが日本人を支配し、不必要な性行為が更に増加する恐れがある。
HIV特効薬で肉体は治療できるが、精神は崩壊するだろう。

■尊厳死
尊厳死とは闘病しながら最期を迎えるものだ。肉体も精神も人間として最期を迎えるのも尊厳死の特徴だ。
しかし尊厳死は患者にとって苦しい選択である。
そう熟慮した家族が安楽死を医師に要求する場合もある。
しかし安楽死は肉体も精神も人間として最期を迎えられないのが特徴だ。
また、医療による延命もある。
延命により肉体は生命活動を継続するが、精神は死んでいる為、尊厳死と安楽死双方に該当しない。
本来ならば、肉体も精神も人間として最期を迎える尊厳死が望ましいだろう。

この様に肉体と精神は常に対立する事柄として医療問題に大きく関わっている。
肉体より精神を重んじるべきだとする医療倫理が世に飛び交っているにも関わらず、何故現代医療は肉体的効果にこだわり続けるのか?

それは肉体的効果が医療を裏付ける決定的証拠だからだ。
現代医療において、どの人間も体に表れる症状は均一であり、病院の身体検査が病状及び治療法を示す決定的証拠になるからだ。
一方の精神的効果は医療を裏付けるには証拠不十分であり、医療導入を動機づける事は非常に困難だ。
人間の精神は一人一人異なる為、ホメオパシーの様に患者を綿密にカウンセリングしなければならない。
精神的効果を実証するまで多大な時間を擁し、効果は補償できないので、仮に病状が回復しても精神的効果を証明するのに不十分な証拠しか得られない。

つまり精神的効果を実証するより肉体的効果を実証した方が効率かつ安全なのだ。

しかしこの種の考えが医療を人類滅亡の危機に導く。
人々はやがて精神の大切さを忘れ、肉体的効果一辺倒の医療が台頭する未来で人間本来の感情を失ってしまう。
これでモラルが欠如した人間がアナーキーな社会を形成し、やがて人類滅亡への一途を辿るだろう。

では人間滅亡を食い止める方法はあるのか?

それは医療における精神的効果の発展だ。

「言うは易し、行うは難し」が物語る通り、精神的効果を発展させるのは並大抵の事ではない。
それでも精神的効果は十人十色の人間の精神コントロールにおいて発展途上の領域であり、発展に寄与する価値が高い。
もし人間の精神をコントロール出来たら、医療は一躍発展するだろう。

しかし精神的効果のみを重視しろと言っているのではない。
精神的効果も度が過ぎるとオカルト的医療に発展する恐れがあり、非人道的行動を取る人間が増えるだろう。
また、精神的効果の軍事転用により、戦乱になる可能性もある

つまり肉体的医療とのバランスも考慮しなければならない。

肉体と精神のバランスが取れた医療こそ、医療倫理の真髄を担うテーマなのだ。

しかもこのテーマは医療分野に限らず、あらゆる社会的事象に応用できる。

人類は倫理を守れば繁栄するが、倫理を破れば滅亡するのだ。

/エイブラハム王国・デトロイト閣下 wrote.
00:30:45 | 海外を語る | トラックバック(0) | コメント(3) | page top↑
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コメント
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あれだ、つぼを買えば、病気が治るといわれて、実際に病気が治ったら、大変だ。
by: * 2007/01/19 06:06 * URL [ 編集] | page top↑
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そのつぼを買うお金の一部を税金で払いますよって状況を直すだけだものな。

疑似科学を自分の主張に絡ませるとか、先端技術をイメージで批判するとか、
左翼がすることだと思ってたけどそうでもないんだなあ、と思ってしまいました。
by: * 2007/01/28 20:29 * URL [ 編集] | page top↑
--作者は病気--

ホメオパシーは日本で言うところの手かざしと同じ偽科学です。
寧ろ健康保険制度の対象とされていた事が異常。
精神的効果とやらは精神科の領分でしょう。


>医療倫理を無視した医療行為が世に氾濫するだろう

何故ホメオパシーの否定が医療倫理の崩壊に繋がるのですか?
実例でもあるのでしょうか?


>クローン技術

未知数の技術に対して悲観論的な見方をしても無意味なだけです。


>人間の倫理が忘れ去られてしまうのではないか

エイズのみならず、大抵の病気には因果があります。
病気の治療法の確立で因果に注意を向けられなくなるという心配は全ての病気に当て嵌まる事ではないでしょうか。
どうせ風邪薬で治るからと考え薄着で過ごす事は倫理の忘却ですか?
薬が無い国はそうでない国よりも倫理感が強いとでも言いたいのでしょうか。


>しかし日本ではふしだらな人間によるHIV感染が多い

それは母子感染は可哀想なエイズ、性交渉での感染は自己責任、というただの偏見です。
ふしだらであれ、エイズに罹患しなければならない理由はどこにも有りません。


>不必要な性行為が更に増加する恐れがある

性行為の要不要は当人が判断する事で、第三者が口を挟むべきでは有りません。


>精神は崩壊するだろう

エイズの特効薬が出来る→性交渉が活発化する
という関係は分かります。しかし
性交渉が活発化する→精神が崩壊する
という結び付きには無理が有ります。
具体的に誰の精神がどの程度崩壊するのでしょうか。
またその証明はどのように行うのでしょうか。


>しかし安楽死は肉体も精神も人間として最期を迎えられないのが特徴だ

尊厳死が人間としての最期で安楽死は人間としての最期ではないと言われる理由は何なのでしょうか。


>延命により肉体は生命活動を継続するが、精神は死んでいる為

極論すれば全ての治療は延命治療です。
延命で精神が死ぬとはどういう理屈なのでしょうか。


>肉体より精神を重んじるべきだとする医療倫理が世に飛び交っているにも関わらず

QOLの事を指しているのでしょうか?
あなたの主張はとても個性的なもので、世の中に飛び交っているとは言えません。


>それは肉体的効果が医療を裏付ける決定的証拠だからだ
>精神的効果は医療を裏付けるには証拠不十分であり、医療導入を動機づける事は非常に困難だ

精神科医という医者がいる様に、肉体的効果のみが医療であると決められている訳では有りません。


>どの人間も体に表れる症状は均一であり

精神病を含め、どんな病気でも発現程度には個人差があります。


>この種の考えが医療を人類滅亡の危機に導く

医療を人類滅亡の危機に導くとはどういう意味なのでしょうか。
仮に医療が無くなっても人類は滅亡はしません。


>人々はやがて精神の大切さを忘れ、肉体的効果一辺倒の医療が台頭する未来で人間本来の感情を失ってしまう

医療制度が変わっただけで失われるほど、
精神の大切さや人間本来の感情は脆くはありません。


>やがて人類滅亡への一途を辿るだろう

医療制度にそこまでの影響力は有りません。


>もし人間の精神をコントロール出来たら、医療は一躍発展するだろう

人間の精神をコントロール出来る様になる事が医療の発展の証明であるとは言えますが、
人間の精神をコントロール出来る様になると医療の発展が保障されるとは言えません。
by: 釣本直紀 * 2008/01/09 22:51 * URL [ 編集] | page top↑
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